虚無と闘う大学院生

大学4年間を虚無と堕落で埋め尽くした大学院生が熱量を取り戻すまでを描いたブログ

スケベ心が楽しさを0にする

 

スケベ心とは何かの奥に透けて見えるものに目がいってしまい、今ここに熱中できていない心のことである。

この心が、全ての楽しさを0にする。

つまり意味への欲求が今この瞬間の楽しさへの熱中を抑え込んでしまう。

 

自分もここ最近スケベ心が出ないように、その瞬間の楽しさに熱中できるように心掛けているが、同じことをしていても楽しくない時はある。

そのような状況を改善し、高い精度で楽しさへの熱中ができるようにするために、どのような要因が楽しくなさを形成しているのか考察する。

 

1)マルチタスク

ある瞬間において2つ以上の物事が脳内で処理されていると効率がグッと落ちる。

自分はゲームのロード中などに、一定の文脈理解が必要な本を読もうとすると本の内容に没入しきれないままページをめくってしまい、後で続きから読んでも内容が理解されづらいことがある。

これはゲームのロード中であるためにゲームモードから切り替えられておらず、ゲームと読書の両方に脳が反応してしまっているが故に起きる、マルチタスクによる熱中の質低下である。

これを避けるためには何かをやっている際、別のことに手を出さず目の前の物事にのみ意識を向けることが重要。

 

2)引きずり

何かに熱中した後十分な休憩を取らずに別のことに熱中しようとした時。

心身ともに疲弊しており、なおかつ直前にやったことと今やろうとしていることの2つに気が向いているため、1のようなマルチタスク状態になってしまっている。

直前の物事から気をそらすためにも、疲労を回復するためにも目を瞑り、できれば横になり10分程度しっかり休憩をとるのが重要。

 

3)難易度エラー

楽しむエンジンがかかる前に比較的複雑な遊びをしようとすると、熱量と内容のギャップに苦しむことになる。

だから本などもそうだがその日の一番最初から難しめの本に取り掛かるのではなく、まずは簡単な雑誌や趣味の情報など自分が慣れ親しんでおり比較的簡単に熱中できるものに触れて自分の中の好奇心を膨らませること。

 

これらを意識することによって徐々に楽しめる時間の量×質が高まっていくはず。