認め決意し覚悟する
まず自分の人生に不満を持っていることを認めなくてはならない.
そしてもう一つ認めなくてはならないことがある.
それはその不満だらけの人生は100%自らの選択の結果であるということだ.
これら2つの事実を認めたら,次に自分の人生をより良いものにしていくと決意をする.
そして最後に自らの人生をより良いものにするためにはいかなる犠牲も厭わない,と覚悟するのだ.
自らの行動によって現状の不満だらけの人生が出来上がったため,これからは自分の人生をよりよくするための行動に対しては一切言い訳をしないことを誓う.
何より,そのような行動をしていくことは最高に苦しいことだということを覚悟することが重要である.
そうでなくては,楽して望むものを手に入れようとしてしまうため,自分の思い通りにならないと感じてしまい,不必要な挫折をしてしまうからだ.
楽して手に入らないのが当たり前だ,という覚悟を持つことが重要なのだ.
これらの思いをもって何か具体的行動を継続させることが大事なのだが,ここで気をつけるべきことがある.
それは楽して手に入らないからと言ってネガティブにならない,ということだ.
楽して手に入らない,そしてそれを手に入れる,という断固たる決意を固めなくてはならない.
そのような精神的土台があってはじめて,マインドフルであることが有意義でありうる.
目的地や方角の定まっていないマインドフルネスはただの現実逃避であり,決してそれ単体で人生を豊かにするものではない.