虚無と闘う大学院生

大学4年間を虚無と堕落で埋め尽くした大学院生が熱量を取り戻すまでを描いたブログ

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

境界を曖昧にし超然的であることの重要性

境界が明確であるということは幸福であるように見えて実は不幸である. というのも,境界が明確であった場合,往々にしてそれらのどちらかが悪とされ,もう一方が善とされる傾向にあるからだ. 一つ例をあげる. これは筆者が瞑想をしているときのことだ. …

アウトプット目的地を明確化してからインプットすること

どのようなアウトプットを出すのか. それを明確にした上で全てのインプットを行う. それがインプットの鉄則である. その意見にはこんな反論がありそうだ. それは,とにかくインプットをすることも大事だ,と. しかし別にここで想定しているのは,スケー…

アウトプットを定義する

アウトプットという言葉をしっかり定義する必要がある. なぜなら昨今,アウトプットの重要性,なるものが不自然なくらい叫ばれており,アウトプットというものが複雑で,技術を要するもののように語られる傾向があるように感じられるからだ. そのためにま…

とにかくアウトプット!に対する疑念の解消と入信の話

まずアウトプットから入ろう! アウトプットを意識したインプットをしよう! こういった文言に対して否定的だった. なぜなら,インプットもしないでアウトプットに取り掛かろうとすれば,自分が何も知識が無いことに対しての羞恥心に耐えられず,アウトプッ…

没頭を飼い慣らすとスマホは自然と離れていく

スマホは没頭の敵である. しかしスマホを遠ざけようとしてはいけない. きちんと生きていけばスマホの方から勝手に離れていく. 1.スマホvs没頭 まずスマホは没頭の敵である点について,スマホにおいてよく使用するアプリや機能を元に考える. 例えばLINE.…

常に目の前のものを目一杯味わうということ

浮気性とは恋愛に限ったことではない. 浮気性とは,今ここに集中しない精神習慣のことだ. 食事をしている時はテレビに目を取られ,勉強しようと思えばスマホに気を取られ,LINEをしながらYouTubeを流し見る. ここで一つ注意がある. 仮に食事をしている時…

絶望から脱する唯一の手段は感謝習慣である

虚無,鬱,学習性無力感,生への絶望,すべてのネガティブな感情とはどのようにして発生するのか. それを考察するためには,感情の生成過程を知る必要がある. 感情とは解釈である. 解釈というのは原料としてはこの世に存在せず,自らの手によって生成する…

結局今に生きるしかないということ

禁欲的であるとか,義務感に縛られない,とかそれらを自覚するなどということも有効ではあると思う. しかし結局のところそれらを踏まえた上で今に意識を集中させる以外に,圧倒的虚無を打ち崩す方法はないのかもしれない. 今以外の時刻に対して意識が向い…

禁欲的だからこそダラけるということ

ここで言う禁欲的とは生きる姿勢においてである. つまり,マクロにおいて禁欲的であることだ. 生きることのモチベーションを内部化せず,ひたすら自分を律し行動しようとする姿勢である. 自分のやりたいことのために行動を継続する,というのはここでは禁…

生きた心を養うための吐き出し用メモ

禁欲的義務感を認知,観察,存在受容を行うこと. そしてその上で自分がどのようなもののどのような要因に対して喜び,楽しさを感じるのかを知るために,心を観察すること. これらが,死にたくならないための重要事項であることはこれまでで述べた. そして…

ひたすら自らのツボを探すということ

禁欲的義務感の末には死のみが待っていることを先ほど述べた. よってそれが湧き出てきたときにはそれを察知し,観察し,存在を認めることが重要であることも述べた. そのような工程を前提とした上で,次に,というか同時に何を行えばいいか. それは自らの…

禁欲的義務感の観察・受容が最優先であるということ

自らの感情を正確に,率直に捉えてあげなければ感情停止が起こる. それが禁欲的であるということだ. 禁欲的とは自らの自然発生的な感情を抑圧し,見て見ぬ振りをすることである. 自分がつまらない,と感じている時. その感情を,心の動きを率直に観察し…