虚無と闘う大学院生

大学4年間を虚無と堕落で埋め尽くした大学院生が熱量を取り戻すまでを描いたブログ

楽しくないSNSと徐々に、しかし確実に距離をとる

行為の向こうに透けて見える意味を意識するスケベ心、というものを捨てて楽しさを主体的に取りに行く姿勢を身に着ける。

行為の対象に対して隷従し”楽しみは与えられるもの”だの”体系的網羅的に行為を行おう”だの考える奴隷心を捨てて、全ては楽しむための道具にすぎないという人生の主人然とした態度をとる。

 

これらの素晴らしい心構えを持ってしても抗えない強力な敵がいる。

それは習慣。

これが敵についた時にはとんでもない被害を被ることになる。

 

習慣として染み付いているが、楽しいわけではないこと。

例えばSNSや昔からやっているテレビゲームなど。

これらは習慣になっているため、意図的に行う必要がある楽しそうなことよりも優先的に行われてしまう。

 

よって目一杯遊ぶためには現在染み付いているそんなに楽しくないが薄い快楽をもたらしてくれる習慣を遠ざけ、楽しいことをする習慣をつけることがマインドと共に優先事項である。

習慣化する上での重要なのは、あくまで楽しさを向上させるために習慣化をするということを忘れないことだ。

これが今まで通りの義務感や意味に駆られてスケベ心や網羅性を求める心が復活してしまうと全く楽しくなくなる。

 

特に重要なのはSNSを遠ざけることだ。

そして具体的には徐々にで良いのでスマホに触れる時間を減らしていくことだ。

SNSは薄い快感を絶え間なく与えてくれるため非常に習慣化が容易である。

SNSを助長するスマホは特に大敵である。

もちろん思考材料を仕入れるために使う、という有用な面もあるがそれはSNS中毒から抜け出してからでないと無理だ。

だからとにかく一日の中で短時間でも良いからスマホを絶対に触らずに楽しいことをする時間をとることから始めなくてはならない。

スマホを遊び場から遠いところに置いて20分だけでも読書などの遊びに意識を向ける。

そしてそれらの能動的な遊びが、スマホなんかより断然楽しいということを噛み締めること。

そうすれば徐々にスマホに目が行かなくなり、楽しい時間の質と量が増えるに違いない。

 

ということで今から2時間スマホをタイマー付きボックスの中に入れた上で、新聞読んだり雑誌読んだりしてきます。