虚無と闘う大学院生

大学4年間を虚無と堕落で埋め尽くした大学院生が熱量を取り戻すまでを描いたブログ

全ての未知に頭を突っ込めば全てが解決する

楽しさの感じ方を忘れた死んだ心。

これを蘇生するには、習慣的にメモを取り自らの心にフォーカスするという長期的な戦略だけでは不十分だ。

なぜならどんなに好奇心が順調だった日でも少しSNSをいじってしまうとまた硬直した、楽しいセンサーが著しく低調な心に戻ってしまうからだ。

よって一日の中で不調に陥ったときの具体的策が必要となる。

それこそが全ての未知に頭を突っ込んでいくことだ。

その対象に興味がなくたっていい。

でもポーズだけでも何か知らないこと、違和感を感じたときにとにかくそれに突っ込んでいく。

本を読んでいるときにつまらないと感じたのであれば、とにかく目についた文章の違和感を探す。

そしてその時の心の動きを観察してみる。

それだけで心が静かになり、好奇心が育つ豊かな土壌が出来上がる。

 

これは死に対しても当てはまる。

死という未知からただただ目を背けていると、その恐怖は増大する。

興味が湧かない、または怖いものがあるのは、そのものについて突っ込んでいく姿勢とそれに伴うポジティブな心の動きが足りないからなのだ。

死を未知なものとしてではなく、身近なものとして考察し、好奇心すら持ってあげる。

すると死が単なる恐怖の対象ではなくなる。

 

このようにとにかく頭を突っ込み、興味を持ったフリをするだけでもその対象への興味やネガティブな感情は軽減される。

実際に興味なんてなくていい。

フリだけすればいいのだ。

心は後からついてくる。