虚無と闘う大学院生

大学4年間を虚無と堕落で埋め尽くした大学院生が熱量を取り戻すまでを描いたブログ

アウトプット目的地を明確化してからインプットすること

どのようなアウトプットを出すのか.

それを明確にした上で全てのインプットを行う.

それがインプットの鉄則である.

 

その意見にはこんな反論がありそうだ.

それは,とにかくインプットをすることも大事だ,と.

しかし別にここで想定しているのは,スケールの大きいアウトプットではない.

どんなに小さいアウトプットでもいいから設定し,志向することが重要ということだ.

真に知識欲から出発した場合であっても,なんらかのアウトプット志向でなくては,インプットにおける軸が生まれない.

つまり情報の濃淡が生まれないのだ.

これは必要な情報,これは不必要な情報,といった識別が起こらないようでは,インプット後に何も頭に残らないのだ.

どんなアウトプット を出すかを決めておけば,そのアウトプットにこの情報が役立つか,という視点で情報を自動選別するため,つながった有機的な思考が可能となる上に,有用な知識体系が頭に残ることになる.

この結合した有用な知識体系があるからこそ,次のインプットの際により良いアウトプット ができる確率が高まるのだ.